出愛いの里福祉会

2024年01月

お知らせ

地震避難訓練を実施しました。

2024年1月13日10時から地震避難訓練を実施しました。

初めに地震が起こる仕組みと緊急地震速報直後の行動の仕方を動画で学習した後、身の安全確保と室外への避難訓練を行いました。どの利用者の方も真剣に職員の声掛けに耳を傾け、スムーズに安全行動が取れていました。

振り返りでは、「地震の動画を見て、阪神淡路大震災の時を思い出した。実際に地震が来るとパニックになると思った」、「お正月に家にいたときに(能登)地震が来て、テレビで建物が壊れるのが怖かった」、「しっかりと職員の指示をよく聞き、安全に訓練を行うことができた。実際地震が来ると慌ててしまうと思うので冷静に対応したいと思う」などの声が寄せられました。能登地震の直後の訓練でもあり、また兵庫県民にとっては29年前の1.17阪神淡路大震災の記憶も重なり、利用者・職員の安心安全を確保するための地震避難訓練の大切さを改めて胸に刻む時間となりました。

 

お知らせ

能登半島地震義援金寄付について

1月1日に発災した「令和6年度能登半島地震」は今もなお懸命な救出活動が展開されています。いまだに余震もおさまらず、多くの人を不安にさせています。雪の多い地域でもあり、避難生活は深刻さを増しています。その被害の大きさや厳しい避難生活を強いられている地域の方々の様子に心を痛めるとともに、一日も早い復興を願っています。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。

本日、被災地域の方々の救援や被災地の復興に役立てていただくために、日本赤十字社を通じて義援金を寄付致しました。

被災地が一日も早く復興されることを心より祈念申し上げます。

お知らせ

能登半島地震について

1月1日16時過ぎ、石川県の能登地方を中心に、最大震度7の大地震が発生しました。2024年は震災による痛ましい幕開けとなり、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
 家屋が倒壊し大火災で町全体が消滅した。日を追うごとに死者や安否不明者が増加する。電気や水道等のライフラインが絶たれ、暖房器具もトイレも使えない。奥能登に行くほどに道路が寸断され、豪雪で物資の確保がままならず、孤立化した被災地が取り残されている。わずかばかりの冷たい食料で、厳しい寒さに耐えて体育館等で過ごす…。連日、このような過酷な被災状況が報じられています。また、『きょうされん』の報告によれば、障がい者施設では、電気と水道が止まっていて、特にトイレ等の衛生環境が日々深刻化し、感染症が増えている。加えて職員自体が被災者で体制が整わず、わずかな人数の職員で数10人から100人規模の利用者のケアをしつつ、自宅などで避難を続ける利用者への物資の配送や安否確認などを担っている状態で、職員には疲れが見え始めているといいます。

日本人は火山の上に在る、危険な台地に住んでいます。地震がいつ何処で起こっても不思議ではありません。被災地に必要な物資を送り届け、炊き出しをしたり、災害募金を開始することは非常に大切です。あわせて、被災者の方々にホテルや旅館等の安全・安心な環境で過ごしてもらう。全員が無理なら、せめて障がい者、高齢者、難病患者、医療が必要な人、子供を抱える家族、体調不良者等、災害弱者と呼ばれる人達を優先避難させる等の対応も求められているのではないでしょうか。阪神淡路大震災から29年が経ちます。災害支援はあの頃と変わっていません。国は未曾有の災害に対して一刻も早く、被災者の方々に対するきめ細やかな支援を開始してもらいたいと考えます。