お知らせ
“地球沸騰化”時代に対する当法人の取り組みについて
2023年、酷暑と水害等による災害級の夏が過ぎましたが、彼岸花が咲く頃においてさえ、気温30℃超えの暑さが連日続いています。アントニオ・グテーレス国連事務総長は、「地球温暖化を越え、沸騰化の時代に突入した」と述べました。日本はもとより、世界各地から熱波や大雨、干ばつ、森林火災などの「極端な気象現象」が報じられています。気候記録が次々と更新され、地球は未知の領域に入ったと科学者らが警告しています。地球沸騰化の原因は、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加による地表面の上昇が知られています。世界は今、「世界の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて1.5℃に抑える」ことが求められています。
この度、当法人は生活介護棟及び就労B棟の2か所に太陽光発電設備を整備しました。年間5トン強の二酸化炭素が削減される見込みです。地球を守り、快適な環境を次世代に引き継ぐために、現代を生きる私たちに、いま何が出来るのか。具体的にどのように行動すればよいのか。その解の一つとして、クリーンな再生可能エネルギー導入を通じて脱炭素社会の実現に寄与することではないかと考えた次第です。当法人のささやかな取り組みは、地球全体から見れば微々たるものですが、一滴のしずくが大河になる例えの通り、小さな一歩は、やがて多数の一歩を呼ぶことを信じて、今後とも“地球沸騰化”への対策に微力ながら取り組んで行きたいと思います。
「1.5℃の約束―いますぐ動こう!気温上昇を止めるため。」
生活介護事業所棟
生活介護事業所棟
就労支援事業所棟